マメ知識

9のつく日は空気を入れよう!

ってコピーは一般財団法人自転車産業振興協会による「自転車屋さんのサイト」内の1コラム。

引用元:http://www.j-bicycleinfo.jp/kuuki.html

photo of man in a plaid shirt pumping his bicycle tire
Photo by Anastasia Shuraeva on Pexels.com

スポーツ自転車を手に入れたときに一緒に空気入れを購入した方も多いと思います。

購入時に販売店で「空気を入れるのは週に一回くらいですよ」といわれて驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自転車のタイヤの中にはチューブという風船が入っておりこの空気のおかげでクッション性とタイヤがしっかりと転がってくれる役目を果たしています。
風船がやがてしぼんでいくようにチューブの空気も漏れていきます。

比較的細めで空気圧の高いスポーツ車のタイヤはそのくらいで空気を入れる(チェックも含め)と、良い状態が保てます。

ではいわゆるママチャリはどうなんでしょう?

スポーツ車に比べると空気が減る速さは緩やかなもののやがて空気が抜けていくのは同じ…

ママチャリは月に一回空気を入れればよい、という人もいらっしゃると思いますが、それは「最悪でも」という意味です…

つまりタイヤのよい状態を維持するにはもっと早いタイミングで入れる(チェックをする)ことが必要です。

そしてその頻度は、本来はスポーツ車と同じように週に一回、抜けていないか?のチェック&抜けていたら入れる、が必要です。

この「9のつく日は空気を入れよう」に従えば10日に一回のペースでチェックをするということです。

まぁ忘れることがあるのが普通なので1ヶ月に3回もチャンスが有れば一回くらいは入れるでしょう…。入れてほしい…

基本的なお話として空気が減るとどうなるのか…
①タイヤが潰れる
②中のチューブも潰れて摩耗する
③こぎが重くなる→進みが悪くなる→遅くなる
④アシスト自転車ならバッテリーを余計に消耗してしまう。

特に①、②は気づかぬうちにタイヤとチューブを痛めていきます…
子供乗せ自転車やアシスト自転車なら車重もあるのでダメージはもっと深刻…
街で見ていると空気が抜けて潰れた状態で走っている人の多いこと…

その結果どうなるかというと「パンク」するわけです。

パンクの原因を大きく分けると「何かが刺さるパンク」と「チューブがすり減って穴が開くパンク」。

実は後者のすり減りパンクがとっても多いんです。

刺さりパンクはパッチという絆創膏を貼るイメージで修理できますが、すり減りパンクは「靴下がすり減って穴が開く」イメージであっちこっちがスケスケになっているので貼ってもキリがありません…

おまけにすり減りパンクの場合はタイヤの内側もえぐれていることが多いのでタイヤ+チューブの全交換になることも…

そしてなぜか急いでいるときに起きるパンク。

店頭で修理をしていたときの感覚では最後までタイヤを使い切らないままに交換するハメになるひとの多いこと…

というわけで、トラブルを防止し軽い乗り心地でタイヤを最後まで使い切るには日々の空気チェックを含めた自己点検がとっても大事です。

このブログを読んでいただいた方はぜひ、ご自身のバイクのみならずご家族の自転車もチェックしてあげてください!あまりに空気が入ってなくてきっとびっくりしますよ!

そして不安や困りごとがあったら早めに自転車店に依頼しましょう!

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