マメ知識

クロスバイクとロードバイクどっちがいいの?それぞれの特徴について

こんにちは。スポーツバイクを始めようと思ったときにまず、1つ目のはてなポイント。

「ロードバイクとクロスバイクって違うの?どう違うの?」ってこと。

経験者からするとすぐに分かることでも初めての人には何のことだか…

最近は誤解なのかなんなのかクロスバイクも「ロードバイク」って言う人もいたりして…

これからバイクを検討しようという人向けにかんたんに説明してみようと思います。

これはもう色んな所で取り上げられてる話題だからもしかしたら他の人と意見や分け方が違うこともあるかもしれないけど「そんな感じなのか」と軽めに受け取ってもらえれば嬉しいです。

ロードバイクとは。

まずはロードバイクを説明していきましょう。

わかりやすさを重視してデフォルメしている部分もありますのでご了承ください。

①ドロップハンドル

こういう「曲がりながら下がった」ハンドルです。
一昔前はこのルックスを見ると何でもかんでも「ケイリンでしょ?」と言われたものですが、
最近はようやく認知が広がったのか「ロードバイク」と表現してもらえるようになりました。
このハンドルの特徴はなんと言っても「いろいろなところが持てる」というところだと思います。
レバーの位置に手を添えるのが一般的ですが、リラックスしたいときは上側を、レースでゴール前でもがくときは下側を…というふうに使い分けができます。
長距離を走るときは持ち替えができることで上半身の緊張を解すことができます。
車のハンドルも時々持ち替えたほうがラクなのに近いと思います。

②細めのタイヤ

ロードバイクも多様化した昨今となっては「細め」の定義も曖昧ですがあえて言うなら25mm〜28mm前後ってところじゃないですかね。700x25とか700x28って表記します。
(ワイドリムでエアロを求めて30mm履いてるのもあるぞ!ってのは知ってるんですけど一旦置いときましょ)

③高速走行するための設計(寸法)

もともとレースなどにも使うためのバイクということもありそれに向けた寸法になっています。(ジオメトリといいます。)
具体的に言うとハンドル低め、ホイールベース(前後車輪の間隔)は短め。
スポーツカーのようなイメージ。

④用途

人によってはレースやイベント。
移動手段や「足」としてよりもライドそれ自体を楽しむ長距離のサイクリング。
(50km以上をコンスタントに走る、一回で半日以上走るイメージ)

クロスバイクとは。

①フラットハンドル

こんな感じのフラットハンドル。一部先述のドロップハンドルがついたクロスバイクというややこしい例もありますが、ここでもわかりやすさ重視で「フラットハンドル」と定義してみたいと思います。

②タイヤはやや太め。

クロスバイクも多様化してきているので、これまた一概には言えないのですがあえて定義するならば28mm〜32〜35mmくらいではないでしょうか。
28mmならスピードが出しやすいクロスバイク。
35mmならクッション性や悪路走行視野に入ってきます。
32mmならバランス型。
そんなふうに思っていただけるといいと思います。
700x28とか700x32とか表記します。

③安定感や乗りやすさを優先した設計(寸法)

安定感を重視していて、スポーツバイクに不慣れな人にも扱いやすく乗りやすい設計。
具体的に言うとハンドルは高めでとっつきやすく、ホイールベースはロードに比べると長めで安定性重視。
泥よけ、スタンドなどの装備がつけやすい設計。

④用途

気軽なフィットネスの入り口として。初めて触れるスポーツバイクとしてとっつきやすい。
人によっては通勤・通学の足として…。
(イメージとしては20km〜50km以下のサイクリング、一回のライドで2〜3時間くらい?)

あえて区別するならこんなところでしょうか?
もちろん使い方乗り方はそれぞれなので今回の例に当てはまらない方も多いと思います。
私もはじめに買ったクロスバイクで100km超えのサイクリングもしていましたので、ロードだからこれはだめ、逆にクロスだからこれはだめということもないのです。

まずはロードかな?クロスかな?と悩んだときの切り分けの一歩目として参考にしていただければ幸いです。

いちばん大事なのは好きなバイクを買うことです!
購入時はショップのスタッフに用途やイメージを伝えてじっくり相談しましょう。
使い方にあったオプションの提案も聞けると思いますよ!

https://enjoycyclingservice.com/2023/04/26/myfirstroadbikeandaccessories/

バイク選びやオプション選定に迷ったらセカンドオピニオン的にご相談も承っております。

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