日記

ライブに行ってきた話

こんにちは。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
社会人の短い夏休みも終わった頃でしょうか。

振り返ること7月の末ですが私は数年ぶりのライブに行ってきました。

バンドは「MR.BIG」
私が高校生の頃に知り、活動休止なども含めて長いこと追いかけてきたバンドですが、ドラムのパット・トーピーがパーキンソン病によりなくなったこともあり、バンドとしての活動を終えることがアナウンスされていました。

いわゆるコロナ禍に入りライブ関係は軒並みの延期、もしくは中止。
その前に見れたポール・ギルバートのライブを最後に数年空いてしまっていました。
ようやく世界的な渡航制限もゆるくなり、マスクも自己判断に委ねられることとなり思いっきりライブが楽しめる環境になりました。

演目は人気のアルバム「LEAN INTO IT」を中心に行われるとのことでした。

ライブが発表になってから早く発売日が来ないかとワクワクしていて、発売当日は12;00から販売開始ということもあり昼休みも食事する前にスマホから手続きを済ませました。
ふと思えばネット経由で購入できるなんて便利なものです。
繋がらない電話にリダイアルしまくったりしなくて良いのですからw

まだ先だなと思っていたのですが気がつくと7月に入り忘れないうちに休みの調整などもしました。
そしてやってきたライブ当日7月25日。

その日は昼で仕事を終わらせ都内で買い物などを済ませてゆっくりしたあと会場に向かう段取りでした。
そのため通勤の荷物もいつもよりも減らして軽装で出かけました。

平日に出かけられるのは久々だったので原宿-表参道あたりに行ってみました。
もともとこのエリアには縁のない人間ですがw愛用しているスマホ、Galaxyのショールームがあるとのことで行ってみたかったのです。

スゴいものでこのビル一棟がショールーム兼体験スペースなのです。

そして一番の目的は今使ってるGalaxy Note10plusの点検と画面のフィルムを貼り替えてくれてもらうためでした。このスマホ気がついたらもう4年も使っているもののまだまだ陳腐化していません。様子を見てもらいながら新しいFoldなんかを物色したいなと思っていました。

なんだか二人は並べないくらいのエスカレータを下ると修理受け付けフロア。

受け付けをして待っているところ。(お茶は持参)周りには最新スマホとかタブレットが展示してあっていろいろ試せる。やはり新しい端末はヌルヌルと動きがよく感じる。

スマホは専用の端末に繋いで検査してくれた。不具合の履歴を遡ったりバッテリーの様子を見てくれたけど、年数のわりには問題が無いとのこと。丁寧に使ってきたつもりはあるけど効果があってよかった。最新機種に目移りしたけど買い替える理由はなくなったw。折りたたみスマホのFoldやflipシリーズはとても魅力的だったけど簡単には手が出ない価格になってた。

そして外に出てふと見るとそこにはあのフェンダーフラッグシップストアが。

入る時はギャラクシーしか目に入ってなかった…見通しの良いウインドウの向こうにはたくさんのギターやベースが展示されていた。
ただね、入り口にはわざわざスーツのスタッフが立っていて少しハードルを感じたよね。
たぶん、あえての演出なんだろうけど。ほんとは気になってたんだけど今回は気後れして入れなかったw。次回は入ってみようと思う。

そしてその後はせっかくなのでアップルストアへ。
なんだかこの界隈をキティちゃんが歩いていて、店頭で写真撮ってた。

キティちゃんの体重って🍎3つ分でしたけ?だからアップルストアへ?関係ないか。
こちらも旗艦店ということもあり店内にはMac,ipad、iphoneと各種勢ぞろい。
なかでもipadはサイズもグレードも試せるのがすごい。
新しいmacbookも気になるので見ているとスタッフが声かけてくれるけど、聞くほどのことはなくて少し焦るw
そしてスタッフの人数もすごかった。奥の大型ディスプレイの前ではガレージバンドというiphoneのアプリで音声録音をしてPODCASTをやってみようという企画を実演してた。
時間の都合で全部は見れなかったけど気になるテーマのときに来てみてもいいかもしれない。

さてさて今回立ち寄った3件(1件は入れてないけど)はいずれもブランドがやっているショールーム。
販売もしているようだったけどどれもファンの満足度を高める演出、これからファンになってもらう人たちへのタッチポイント。これだけ世界観を演出できるのはなかなか販売店には難しい。
この体験を持ち帰ってファンになってもらえば、どこで買ってもらってもいいんだよな。メーカーとしては。
とくにギター業界大手のフェンダーの動向はジャンルこそ違えど「趣味」のビジネスとして気になることが多い。と、わかったようなことを言いましたがお腹が空いたので近くで食事を。

アボカドとサーモンのサラダプレート、パンとアイスコーヒーもつけました。
東京の真ん中の物価というものを噛み締めながらいただきました。

そんなこんなで時間を潰しながらたどり着いた日本武道館!
いよいよ本日のメインイベントです。(だいぶ前置きが長かったですが)

この写真には写っていませんが右の方にはグッズ販売の長蛇の列。
他にもSTEVE VAIのチケットアナウンスなんかもあったのですが、あれもこれも行けないので我慢…
9月のEXTREMEを先に買ってるのでそれを楽しみます。

そして場外にはパーキンソン病によりなくなったパット・トーピーが過去に日本公演でも使ったドラムセットがご家族からおなじ病気で戦う人への支援としてチャリティオークションに。
ほんと外国の方はチャリティへの意識が高いですね。

席はというと二階席の手すりの少し後ろの角。
見下ろす形で見通しいい。そして左右の人を気にしなくていいので楽。

肝心のライブはというと、それはそれは楽しめました。
同じファンであっても好きな曲はさまざまでしょうし、思い入れもさまざまでしょうからそれは個々に感じるものがあればいいと思います。
最近のライブはスマホであれば動画も写真も撮影OKとなっていることが多くチャンスを待っている人も多かったです。
私は撮影して手元に残しておきたい気持ちは山々なのですがこの折角のライブ感に集中したいので撮影は後回しにしました。Youtubeや各種SNSでもシェアされているのでご興味ある方はどうぞ。
古い話を持ち出すと、私が音楽に興味を持ち始めた頃はやっとインターネットが現れた頃で動画配信なんて概念もなく、アーティストのライブや映像を見たければ正規のビデオを購入するか(それもそもそも流通少ない)、海賊版とかカム版とか言われるライブの隠し撮りビデオをみんな何処かから手に入れて見ているのがやっとでした。なかには酷いものも多く、音声の良し悪しなんて語れるレベルでもないし、映像も撮影者のカバンばっかり写っているものとかほんとに酷いものばかりでしたw

深夜放送で洋楽番組にかじりついてMVをみたり録画したり、いまはPVって言うんですね。

この写真はJust take my heartというバラードの最中に撮影したもの。
スマホのライトを使ってペンライト風のファンの演出。ちょっと幻想的だったので撮っておきました。

曲目は新し目の曲もやりつつ、予告通り一番の人気と言われるセカンドアルバム「LEAN INTO IT」をメインにファーストアルバムの曲も聞かせてくれました。高校生の頃に憧れたそれらを、今になってライブで聞けることが奇跡だと感じました。バンドの活動としてはこれで最後になってしまいましたが、私にとっては心地よい卒業式というような感じで、これからも当時と同じ興奮を抱えて曲を聞けそうです。

※余談ですがこのライブで完全にロック熱が再燃し実家からギターを持ってきた次第です。その話はまた今度。

音楽も自転車も長く付き合える趣味というのは最高だなと、都合の良い解釈をしながら会場をあとにしました。

帰りは九段下駅周辺は人があふれかえるので私は上野方面へ歩いて帰ります。
混み合った電車にイライラせず、ライブの余韻を反芻しながら歩くのも良いものです。
本当は上野駅にあるハードロックカフェによって一杯くらい飲んで帰りたかったのですが、閉店時間に間に合わずタイムオーバー。また改めて来ようと思いました。

次のライブは9月のEXTREMEです。
こちらも新譜を発表したりとワクワクさせてくれています。
またその話も書いていこうと思います。

長い文章でしたがお付き合いいただいた方ありがとうございました。

フェンダーの話は面白いと思うのでどこかで。

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