マメ知識

自転車乗るときの服装は?(主に夏向け)

photo of man riding bicycle near graffiti wall

こんにちは。
まだまだ暑さには気が抜けませんね。
日差しも強く気温も高い日が続いております。

自転車乗るときの服装ってどうしてますか?今回は主に夏向けのお話を。

photo of man riding bicycle near graffiti wall
Photo by Tato Villanova on Pexels.com

専用のウェアを着るのもいいし、普段着の延長だったり、スポーツウェアっぽい格好だったり、色んな選択肢があります。
この話題になるといつも宗旨論争っぽくなってしまうのですが、まずは選択肢としてフラットに見てみませんか?

選択肢としては下記のようなものがあります。

その1、普段着

model in sportswear at beach
Photo by Deen Khan on Pexels.com

乗るにあたって何が向き不向きかはご自身のスタイルで決めればいいのです。自転車を、始めてまもない方は、まだウェアや各アイテムに対する理解度が深まってないだけの場合も多いですよね。そういう意味でいうと、手持ちの服装でとりあえず走って見ようというのはごく自然で当たり前だと思います。40〜50年前のサイクリングブームのときの雑誌写真なんかを見るとシャツとニッカーを、穿いたスタイルがよく見かけられます。
ただ、そういったスタイルは最近はあまり見かけません。
クラシックスタイルを打ち出したイベントなんかにはたくさん見かけます。
つまりスタイルも時代とともに変化してるんです。

いまだと手近なもので始めようと思ったらユニクロのドライTでもいいでしょうし、スポーツ用品店で買えるドライTやランニングパンツなんかで十分ですよね。
日焼けとかが気になる人はその下に長袖インナーやスパッツなんかを履いてもいいと思うのです。
その辺でランニングやウォーキングしている人と同じような格好です。
自転車は走行風の冷却効果はあるものの継続的に汗をかきます。
気温が高い日には汗も多くなります。運動に向いているドライTは風通しがよく蒸れにくいのが特徴です。適切なアンダーを着ることでその効果はより高まります。(細かいアンダー話はまたそのうち)
そういった服装は街でも馴染みますのでちょっとした立ち寄りも安心です。

その2、サイクリングウェア

一方で専用のサイクリングウェアはどんなものかというと、自転車の上で過ごす時間をより快適に過ごすためのものと言えます。
ドライTのような通気性がよく蒸れにくい機能は同じように持ちますが、違いはフィッティングとサイクリングに特化した機能性です。

・フィッティングについて

サイクリングウェアは基本的にジャストサイズで着ます。ファッションとしてのTシャツはオーバーサイズなどの着こなしもありますがサイクリングウェアはファッションアイテムの側面も含みますが基本的には「装備」としての要素が強いです。高いストレッチ性の生地を使用し体にフィットさせます。
これにより乗車時の風によるバタつき(いくらかの空気抵抗も)を抑えます。
カッティングも立っている状態ではなく自転車に乗っている状態に合わせますので身頃は前が短め、後ろは長めとなります。

high angle view of people on bicycle
Photo by Pixabay on Pexels.com

極端な例ですがこういう姿勢も可能なカッティングです。
上半身に着るジャージは背中にポケットが付いています。競技では長い時間ずっと漕ぎ続けるので携行食、ドリンクボトル、無線機などを入れていきます。
一般のライダーは同じように携行食の他、スマホやミニ財布などを入れておく場合が多いようです。
これもライドスタイルによるので優劣ではないのですがリュックなどを背負わず少ない荷物で走る場合は便利ですね。高いストレッチ性のウェアなので身体のラインが出てしまうことを懸念する方もいますね。その気持ちはよくわかります。お腹周りとか…。それでも動きに対して追従してくれツッパリ感を感じず快適です。正直価格は安くないのですが一度試すと気に入るかたも多いです。


下半身に履くパンツやタイツと言われるものは内側にパッドが縫い付けられています。
スポーツバイクに多い細いサドルに乗ると股が痛くなりますが、これを和らげるクッションの役割があります。

パールイズミ様より引用

裾の長さは夏用でもさまざまで膝上のものもあれば、日焼け対策ということで膝下までの物もあります。パンツも生地が伸びやすいので漕ぐときに膝で突っ張ることがありません。普段着のショートパンツを組み合わせるときは膝上丈をおすすめします。伸びの少ないパンツは漕ぐ時に抵抗を感じることもあります。

一方で避けた方がいいのはジーンズです。ホントのご近所ライドならいいのですが少し距離を走る見込みならおススメ致しません。まず生地が硬めなこと。汗を吸うとより重くなります。またサドルのスレが想像よりもダメージを与えます。骨が当たるところに穴が開きます…ホントに。洗濯時の乾燥も時間がかかり洗い替えに苦労します。

と言うわけで簡単ですが着るものの選択肢としてご紹介いたしました。

まずは気軽に手持ちのもので始めてみて、ウェアに興味出てきたら用意をすればいいし、そのままでもいいし、それぞれの乗り方や付き合い方で選べばいいと思います。



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